教育入試動向と塾のありかたに関して

 

 

昨日、当塾本校にて「英検」を実施しました。

 

台風の影響で開催が心配されましたが、

午後には通り過ぎてくれたため、予定通り無事終了です。

 

お疲れ様でございました。

 

 

当塾は検定準会場ですので、

塾生だけでなく、一般の方もご参加いただいてますが、

中でも特筆すべきは、

年々その受検者が増えているだけでなく、

同時にその低年齢化も進んでいることです。

 

 

準2級会場には、中学生・高校生に混じって小学生が受検する姿…

 

準2といえば、普通は高1高2あたりのレベル。

ちょっとした衝撃でしたね(^^;

 

 

 

さて、2020年教育大改革に向けて、

教育や入試に関する枠組みが大きな転換期を迎えようとしています。

 

 

入試に活用される英語4技能への関心が高まる昨今、

この英検をはじめとする民間外部試験に対して

肯定的、意欲的に捉える見解が広まりを見せ始めています。

 

前述のような英検人気は、その一つの象徴と言ってもいいでしょう。

 

 

ご存知の方もおられると思いますが、

 

私大はもちろんのこと、一部の国公立大においても既に、

英検やTOEIC等の資格が優遇され、

英語の入試そのものを免除されたり、

得点化されたりといったアドバンテージがあります。

 

もう時代はここまで来ています。

 

 

そして、今後の英語入試は、

従来のライティングやリーディング中心から脱却し、

近年増えてきたリスニング試験に加え、

スピーキング能力まで評価に組み込むことになりそうです。

 

 

このあたり現状としましては、

有識者や民間の教育産業大手が協議しながら、 

「では現実問題、公平性を担保してどうやって実行するの?」

という方法論を詰めていっている段階ですね。

 

 

まだ正直、大学側の見解がはっきりしないため、

この先も紆余曲折が予想されますが、

もう既に国の諮問機関や教育産業大手も

このベクトルで動いてますから、この流れで行くはず!

 

少々見切り発車ですが...(^^;

 

 

こういった英語に関する変革は、

まもなく順次実施される新学習指導要領によるところが大きく、

(目玉となる大学入試改革から遡って高→中→小と連動)

従来からの路線、文科省の掲げる「生きる力」の育成、

中でも「確かな学力」「学力の三要素」といった点と絡んでいます。

 

 

といっても、イメージが捉えにくいでしょうか。

 

わかりやすい画像見つけました(^^;

 

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文部科学省 公式サイト

http://www.mext.go.jp/a_menu/a002.htm

特に英語教育に関してはこちら

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/102/houkoku/attach/1352464.htm

 

 

 

このように見ていくと、

この先こうなっていくのではないか?!という予測のもと、

塾としても時代のニーズに合わせて、

指導内容の変革が求められるのは当然といいますか、

そうしなくちゃ塾生を「合格」に導けなくなるわけです。

 

塾の存在意義として絶対に外せないのは、

やはり「入試合格」ですから、

入試が変わる以上、塾もそれに柔軟に対応すべき!ですよね。

 

 

この先、教育そのものに対する価値観の変化、

また、期待される人物像に併せて、

入試も制度だけでなく中身まで変わっていきます。

 

 

だから私たちも変わらなきゃならない。

勇気を出して、未来に向かって!

 

 

まぁそういうことですね(^^;

 

 

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こういった経緯や危機感もありまして、

受験シーズンを終えた直後から約半年間、

私自身、かなりの時間を割いて勉強してきましたし、

セミナーに参加したり他塾を見学したりしながら、

より良い塾のカタチを模索してきました。

 

 

 

創業20周年まであと3年。

 

積み上げてきた「ちくしんらしさ」を大事にしながら、

次代に求められる「新学力観」にフィットする、

そんな塾に中身を変えていきたいと考えています。

 

 

来年2019年は、その改革元年になります。

 

乞うご期待!

 

 

 

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