ここ数日、雨が続いてます。
そろそろ晴れてくれないかなと思い、
天気予報を見ると明日からずっと晴れマーク!
9月も残すところ3日、まもなく10月です。

さて、昨年8月末、Xにポストしたのですが、
この問題を深く調べてみようと思いまして、
先週末、今年の中1の結果データ(学習の記録)を調べてました。
学習の記録とは学校から配付される個人成績や平均点、
度数分布等が掲載されている成績資料です。
前期・後期の2学期制になった後、
夏休み明け直後に、前期の期末テストというパターンが
定着してきているのですが、
これがどうも噛み合ってないといいますか、
ひとつの懸案事項になっている気がしてなりません。
次のグラフは近隣の中学校(Ⓐ)の1年生、
学年全体の結果を前回(中間テスト)と今回(期末テスト)で比較したものです。
※青が6月の中間、オレンジが9月の期末

ご覧のとおり、高得点の上位層が薄くなり、
250点(半分)以下の層が一気に多くなってます。
夏休みを境に、中1の成績は、
これぐらい大きく動き、大きな差が生じます。
5科合計平均点だけでなく各科平均点も全て下がっており、
学校全体平均は中間 298.2点 → 期末 262.6点、マイナス35.6点です。
特に数学の学年全体平均点が約40点。
度数分布をみると、80点以上が学年で7名しかいませんので、
今回かなり難しかったということもあるでしょうか。
そのあたりが気になりまして、
他の中学校の中1学年全体平均点も調べてみましたが、
ある中学校(Ⓑ)は中間318.4 → 期末267.5 ※マイナス50.9
また別のある中学校(Ⓒ)は中間313.2 → 期末272.9 ※マイナス40.3
という結果になっています。
したがって、お子様の答案だけを見て、
一概にその点数を評価判断するのは少し乱暴といいますか、
全体像を把握したうえで慎重に見るべきだと思います。
ちなみに、はじめに取り上げた中学校(Ⓐ)に在籍している塾生(中1)の結果が下の表です。該当する塾生は10名、その平均が薄緑のところの数値です。

全体平均を100点以上、塾生平均は上回ってますので、
みんな頑張っているのは間違いないですが、
ただやはり中間より期末のほうが下がっているのは同じ傾向です。
やはり、中1の夏は大きなターニングポイント!と言っていいでしょう。
今後の定期テスト結果も注視していきます。

さて、少し話が逸れましたので本題に戻します。
まず、原則として、
中間テストは5教科、期末テストは実技科目も含む9教科。
どう考えても子どもたちにとって期末のほうが大変です。
ちなみに筑山中は、このあたりを配慮してか、
中間テストの教科数を増やし、期末とのバランスをとってました。
夏休みに準備すれば?という声もあるかもしれませんが、
それはちょっと中学生には酷でしょう、正論すぎます。
おまけに出題範囲表も出てませんし、
そうなると特に中1なんて、
まだ少し前まで小学生だったわけですから、
おそらく大多数は定期テストのことなんて頭から吹っ飛んで、
夏休みを「ただのお休み」と思ってしまうのも無理もないことです。
現状として、教科内容的にもモチベーション的にも、
点数アップには不利な条件がそろってる中での定期考査...
これは中学生にとって正直なかなかしんどいのではないでしょうか。

こういった大きな枠組みやシステムを決めるのは、
教育行政であり、学校であり、大人なので、
子どもたちはそれに従うしかないし、
そんなものだと思ってるようですけども。
もちろん私たち(塾)も学校の仕組みにあわせてやっていきますが。
この夏休み明け直後の定期考査が、
子どもたちの学力を伸ばすためのテストになってるのかといえば、
先述の各中学のテスト結果等からも疑問が残ります。
テストは学校が生徒を評価するための材料だから、
と言われれば確かにそうなのかもしれませんが、
それはあまりにも大人目線であって、
さすがに教育的にドライすぎるのではないかと。
子どもたちにとって「テスト」はどういうものであるべきか、
それをどう活かすことで、子どもたちが成長するのか、
こういった観点からテストの運用を考える必要があろうかと思います。
最後に。
近頃ますます小学生の学力差が開いています。
そしてそれがそのまま中学以降の成績に直結しています。
中3での入試一発逆転は難しくなりました。
入試制度自体がそうなってきているのも要因です。
音読が苦手、漢字の読み書き、覚えることを避ける、
話を聞けない、板書を正しく写せない等々、
挙げればキリがないのですが、
小学4年生あたり(10歳前後)までに
そういった学ぶための土台を整えておくことが本当に大切です。
みんなと一緒で大丈夫、80点取れてるので大丈夫、
と思われるかもしれませんが、
実際のところ、中学、高校と進学すると、
そんな甘いものではなく、現実を突きつけられます。
学力が高い低いというよりも、
勉強嫌いにならず、楽しめたほうが学校生活も前向きになるし、
いろんなことに興味を持てる分、将来の選択肢も増えます。
小学生の部、マナビバ、受験系ONE、公立系CAPも是非お試しください!
ただいま、大募集中です。
今日は長くなりました。それではまた。
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