入試問題の「質」の変化

 

 

現在、中学入試の真っ最中ですが、

ひとつ気になっていることをお話しておきます。

 

 

特に現小5のお子様、保護者様は是非ご一読ください。

 

 

 

今日は西南学院中の入試でした。

男女共学の人気校のため、約1000名の大激戦!

 

結果は明後日の13日、大濠中入試の日です。

 

 

さて、塾生が持ち帰ってきた問題をすぐに解くようにしてますが、

(社会科の場合、時事問題が被りやすいので(^^;)

塾生の「西南難しかった‥」という声に納得せざるを得ませんでした。

 

 

入試問題がかなり練り込まれています。

 

西南は昨年から試験時間を長くした分、

記述力や思考力を試す問題が増えましたね。

 

 

実は、この入試問題の「質」の変化は、

今日の西南学院だけではなく、

上智福岡もそう、筑紫女学園もミッションもそう。

 

足並み揃えたかのように、

 

どこも出題傾向が変わり、総じて難化しているのです。

 

 

 

おそらく2020年の大学入試改革に伴い、

新しい学力観に立脚した入試問題に変えていこう!

という流れなのではないかと思います。

 

(入試問題は学校のスタンスや個性を意思表示する場なんですよ)

 

 

 

ホヤホヤの入試問題を5校分ざっと解いた印象ですが、

 

社会科の入試を解くには、

ますます「国語力がものを言う」ようになるでしょう。

 

論理的にきちんと「読むチカラ」の養成がカギですね。

 

 

 

 

例)上智福岡中 2018社会科入試問題一部抜粋

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・・と例えばこんな感じです。

 

 

 

これからは付け焼刃の丸暗記では歯が立ちません... (-_-;) 

 

加えて「自学力」も大切になりますね、

教えてもらって詰め込むだけでは限界があります。 

 

 

 

コツコツ楽しく。それでは!

 

 

 

 

サクラ咲く合格速報!

上智福岡中 3名合格v(4名受験) 第一志望合格おめでとう。

 

ただ、満開に一歩届かず。悔いがないと言えば嘘になります。悔しい。