塾長コラム抜粋 #187号(2019年1月号)

 

 

今日は自宅からブログ更新します。

 

なかなか時間取れない日々が続いておりまして…(-_-;

 

たった今、出来上がった塾報(ちくしん通信)の塾長コラムから。

※受験生の保護者様に向けて書きました。

 

 

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【凛とした眼差しの、その先に】

 

個々、様々な感情が交錯し合う受験シーズン。受験生は、その時々の結果に一喜一憂しながらも、最終目標に向けて濃密な時間を過ごしています。


ここにきて「一人」で頑張れる塾生が増えてきました。教えてもらうことが勉強だと勘違いしていた女子が、まずは自分で勉強したうえで質問を持ってくるようになりましたし、秋口までは学校の友人と群れてばかりいた男子も、同じ志望校をめざす他中学の塾仲間と教え合う姿も見られるようになりました。受験勉強の過程において身につけるべき「他者依存からの脱却(自立心)」の芽生えは大きな変化であり、成長であり、この先、生涯の糧ともなりうる貴重な副産物です。自己の内面と向き合うことが、心をたくましく育て、自分軸を持つためには欠かせません。

 
受験生のご家族の皆様、今が一番ナーバスになる時期ですし、大変かと思いますが、この時期をくぐりぬけて、お子様はまた一つ人間的な魅力を身につけられます。我が子の笑顔は何ものにも代え難い家族のタカラモノですが、一方で、真剣な眼差しや葛藤を突き抜けた凛とした顔つきもお子様が成長している証です。私たちはもちろん合格をめざしますが、その合否結果だけでなく、過程から得られるココロの美しさや強さを大事に考えています。

 

ひたむきな塾生の姿に出会うたびに、我々のハートにも火がつくとでも言いましょうか、「なんとかしたい!」という熱量が大きくなり、その相乗効果から教室が一つの色に染まり始めます。冬期講習は終わりましたが、あの時期がちょうどそのときでした。このチームとしての一体感が、個々の自覚を促し、集団の規範や基準を作り、全体の「気」の底上げに一役買っています。

 

ラストスパートです。塾での滞在時間が長くなるため、お弁当持参も多くなると思いますが、どうぞご協力の程、お願い致します。

 

 

 

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