長い３ヶ月だった。
あっという間に過ぎた気もするが、
あっという間と言うにはいろんなことがありすぎて、
自分の心身の疲労度を思うと、
やっぱり長かったよなと思い直した。
久しぶりのクールダウン！
まだ心に引っかかることはあるものの穏やかな気持ちだ。
我が家の窓からカーテン越しに、
一気に訪れた晴れやかな春の空を見ている。
つい１週間前とは大違いの日曜の昼下がり。
１週間でこんなにも劇的に景色が変わるものなんだな、
そんなことを思う３.１１の午後。
きっと東北の人たちはもっとそうなんだろう．．．
どんな気持ちで７年前のあの日を思い出してるのだろうか．．．
時折そんなことが脳裏をよぎりつつも、
少し隙間のできた私の脳が、
あれやこれやと自分勝手な思考を始めるから困ったものだ。
でも気付けば結局、
あの子たち何してるかな、そこに行きついてるから不思議。
今日は自分を労わるために、
「仕事脳」を解放してあげようと思ったのに。
今年の受験シーズンは涙を見ることが多かった。
もちろん嬉し涙もあったが、
それよりも悔し涙の方が多かった。
その姿を見るたびに「ごめんね」と心の内で叫んでいた。
受験にはドラマがある、
そうは言うものの、
けっしてハッピーエンドで終わるものばかりではない。
そんなことはとっくの昔にわかってたつもりだが、
それを現実に突きつけられると
胸がギュッと締め付けられ、言葉が出てこなくなった。
あぁ、自分なんてまだまだダメだな、ごめんなさい、そう何度も呟いた。
でも、引きずってばかりはいられない．．．
次に向かわなきゃ．．．
と、なんとか自分を奮い立たせていた１月の日々。
気持ちの整理がつかないまま、中３と高３へ気持ちを切り替えた。
いや、そのつもりで２月３月へと突き進むしかなかった、
という方が正しいか。
逆風こそチャンスだと、自分に言い聞かせて過ごしていた。
心折れそうなとき、
彼ら彼女らの笑顔に救われた。
中３受験生の真剣な眼差しが雲間から差す光のように思えた。
この子たちのために、いい仕事しなきゃ！と何度も。
だから、ホントにありがとうと言いたい。
卒塾文集アルバムや卒業証書等は、
仲間との思い出になればという気持ちと
塾生一人ひとりへの感謝の気持ちから作っている。
ところで、
年明けから、ギターの練習は毎朝数分しかできなかった。
秋から毎日やると決めてきたので、
それを続けるためにギターを触っているだけ。
コードを押さえる左手の爪が伸びていることも多くなった。
むろんこんなじゃ上達するわけない。
今日、さっき、久しぶりに１時間練習した。
３月に卒業ソングが弾ければいいな、
なんて 始めた頃は思ってたけど、そんなレベルには到底達せず．．．
ま、気長にやるかと思い直したところだ。
とまぁ、
今日は長々とこんなことを書く時間がある。
花粉症がひどくて外には出れないから、
ずっと家の中にいる。
妻と娘はドラえもんの映画に行った。
私に一人の時間をくれたのだろう。
たぶんそういう気遣いだ。
春期講習が終わったら連休が取れそうなので、
家族でどこかに遠出したいなと思っている。
夫としても、親としても、
何もしていないという自覚はあるので、
せめてもの罪滅ぼしのようなものかな。
冬を越えた。
もうすぐそこに春が来ている。
あとは公立高校入試の合格発表を待つのみ。
心鎮めてそのときを待ちたい。
次の木曜、朝９時ジャスト。
最後の最後に、
満開の「サクラ咲く」を祈っている。
そして、２週間後には春期講習！
次の学年へとタスキを繋ぎ、
フレッシュな気持ちで向き合っていきたい。
（受験シーズン総括として記す ※2018年3月11日）
最後になりましたが、
ちくしん第１７期の塾生のご活躍と、
ご家族の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
追伸 山家道校の桜が咲く頃、みんなで写真撮ろう（^^；
●塾報ちくしん通信（コラム）
●教室の近況や春講募集に関しては両校舎ブログをご覧ください。
