附設説明会

 

 

言わずと知れた超スーパー進学校、久留米附設。

  

 

ラ・サールと並ぶ九州の雄として、

中学受験および高校受験の頂点に聳え立つ私立共学校です。

 

卒業生のうち約4割が医学の道へ進むのも特筆すべきでしょう。

 

 

 

また、附設の人材育成目標には、

論語の「和して同ぜず(和而不同)」を掲げられています。

 

 

生徒の個性を尊重し、真の自由を追求していく校風、

 

そんな「附設らしさ」を端的に表すのにピッタリな言葉だと思います。

 

 

 

 f:id:ch-imai:20171001023040j:plain

 

 

 

さてと、話を進めますね。

 

 

昨秋は鹿児島のラ・サール説明会に行ったので、

比較検討の意味もあって、今朝は附設の説明会を覗いてきました。

 

(附設の学校説明会に参加するのは10数年ぶりかな)

 

 

 

説明会の会場は体育館だったのですが、

中・高同時開催ということもあり、

小6・中3の受験生と保護者様であっという間に満席。

 

パイプイスが足りなくなり、立ち見が出るほどの賑わいぶりでした。

 

 

 

 

 

以下、入試情報や学校方針等、今日の私のメモを書き留めておきます。

 

よかったらご参考にどうぞ。

 

 

 

ただ、小6の中学入試も中3の方も、

入試問題に直結するような収穫はほとんどありませんでした。

 

 

教科ごとに踏み込んだアドバイスを期待しましたが、

その部分の説明や言及はほぼなかったです。

ラ・サールはもう少しサービス精神があったんですけどね)

 

毎年、入試直後に公表される入試結果オンリーでした・・・ (^-^;

 

 

 

 

 

 

 

それでは、私が「ほぉー」と思った耳より情報!

 

 

【学校環境や進学実績など】

  • 学年の男女構成は、男:女=2:1
  • 卒業生の進路先は、文:理:医=3:3:4
  • 女子の半分は医学部進学
  • 寮は男子のみ、通学可能エリアの生徒も入寮可
  • 高校でも朝課外(0時限)なし
  • 校納金は年間約60万+その他、修学旅行や教材等で10万

 

【入試関連】

  • 中高とも男女別の定員制限はなし、入試の点数で合否を決定
  • 入試当日、インフルエンザでもインフル罹患者だけのテスト教室を作る
  • ここ数年、中学入試の国語でリスニング(聞き取り)は出題していないが、出題の可能性はある
  • 合格最低点と受験生平均の差が20点前後で推移  ※ただし2017年は40点近い
  • 2018年入試もラ・サールとの併願可能、男子受験者増が見込まれ、激戦必至

 

 

 

 

自由だからこそ自律が求められる、つまり、自由と自律は表裏一体だということ。

 

 

そして、そのために、

高度な勉学を通して自分を磨き、

他者に安易に同調せず、個性や独創性を磨く、それが附設です。

 

 

 

学校としての焦りは微塵も感じられません。

 

他校でよく出てくる話題、

例えば2020年の大学入試改革のことなんかも全く出てきませんでした。

 

 

終始、余裕がありましたね、さすがです。

 

 

 

 

附設中学校・高等学校 - 久留米大学ホームページ